南紀のみかん
三重県の南端、南紀地方はみかんの一大産地となっております。
温暖な気候で雨の多いこの地方のみかんは甘みと酸味のバランスが良く早い時期から出荷が始まるのが特徴です。
有馬屋で取り扱う柑橘類の採れる時期はこのようになっております。
カラマンダリンは、3週間から1ヶ月程酸を抜くために貯蔵しますので旬の時期は5月いっぱいとなります。とても甘い人気の柑橘です。
極早生みかん(ごくわせ)
糖度10以上。県が認定する三重ブランドで熊野の一番星として出荷します。集荷開始時期には皮に青みが残りますが秋が深まるにつれて外観も色付き酸味も和らぎます。
早生みかん(わせ)
甘味と酸味のバランスが最高。みかんの内皮が薄くそのまま召し上がれます。マルチ栽培のものもあり、より甘く濃厚な味わいをお楽しみいただけます。
マルチ栽培みかん
木の下に白いシートを一面に敷き詰め水分をカットします。一つの理由は濃縮効果です。(とても甘いです。)しかし考えてみればマルチ栽培のような技術は、ミカンにとっては迷惑なだけの話かもしれない、ストレスを与えられた環境下での生存を余儀なくされているのだから!
中生みかん(なかて)
酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。日持ちの良さからお正月向きのみかんです。コタツで食べるみかんとして日本人に親しまれてきた品種です。独特の深い味わいをご賞味ください。
ハウスみかん
ハウスみかんは同じ温州みかんですが甘味や食味は全く違います。ハウス施設でみかんが甘くなる最高の環境を作り出して栽培しています。お中元など夏の贈り物として利用されます。
不知火(デコポン)
果肉はオレンジ色で果汁たっぷり。甘味が濃いため特に人気の高い柑橘です。清見とポンカンの交配種で、味わいはとてもジューシーでボリューム感があります。
はるみ
果肉はジューシー。簡単に手で剥くことができ薄皮もそのまま食べることができます。きよみとポンカンの交配種です。味が濃厚で袋の中のさじょう(つぶつぶ)がプチプチ感があり食味は良い。
ポンカン
温州みかんに比べ甘さが強く濃厚な感じです。インドが原産でアジア各地で栽培されています。皮を剥いた時の独特の香りは一度かいたら忘れられない香りです。
伊予柑(いよかん)
甘味酸味のバランスが良く、濃厚な味わいをもつ柑橘です。特に香りが評判で香りいよかんとも呼ばれています。大玉で鮮やかな濃いオレンジ色でとてもジューシーな中晩柑です。
カラマンダリン
果汁の味わいがとても濃厚!強い甘味とそれをしっかり支える酸味がわずかに感じられます。カラマンダリンは全国的に栽培されているのが少ない高級なみかんです。
甘夏(あまなつ)
味は酸味が強めです。それと共に甘味もあり全体にさっぱりとした清々しい味が楽しめます。雨を吸収することで酸抜けがよく、甘味も目立ちます。
せとか
新しい品種のみかんです。栽培にあたって高品質の果実収穫を目指すために、枝のトゲを切り取ったり果実の袋掛けが行われる場合もあります。果汁糖度も13度~15度と極めて甘味が強い果実で食味が良い品種です。
有馬屋では、自家農園に加え、数ある南紀のみかん農家の中から、本当においしいみかんを作る数件の農家の方と契約し関西・東海圏を中心に全国へ発送しております。
また、有馬屋では贈り物用とは別に、ご家庭用も用意しております。みかんはビタミンCが豊富で、風邪に負けない身体を作ると言われています。大きさはミックスになりますが価格を抑えていますので、お気軽にご賞味頂ければと思います。